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四季の展示 文様の中に配された器物
文様は一種類だけではなく複数を取り合わせて表現されることが多いものです。
一対の様に扱われ、植物と動物を取り合わせた文様として “梅に鶯” “牡丹に唐獅子” 桐に鳳凰” などは相性が良い文様とされています。また、取り合わせることで物語性の生まれる “紅葉と流水で「竜田川」” “板橋と杜若を合わせた「八橋」文” などがあります。機知に富んだ文様として、“鎌と輪と「ぬ」の文字で「構わぬ」” や “一富士・二鷹・三茄子” は縁起の良い初夢を意味する文様として良く知られています。
このように森羅万象、あらゆるものが文様として使われています。
今回は『文様な中に配された器物』をテーマにしてみました。